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2007.10.25

毎度お世話になっているお客様方で、浴室改修のお話を頂きました。

 

このたびのご希望は

 

「おばあちゃんの入りやすい、介護しやすい浴室を」ということでした。

 

現状は、入り口は標準ドアで間口750mm、床に段差のあるユニットバスでした。
専用の車椅子で入るにも間口が狭く、段差解消のために
ご主人が自作で工夫してスロープを作られていました。
改修に当たり、器用でマメなご主人のご要望を採用し、
ほとんどの工事(木工事、仕上げ工事)は、ご主人(おじいちゃん)に担当してもらいました。
これが、今回の改修工事の一番素晴らしかった点です。

 

自分でできることは自分でやる。
頭を使って、工夫してやる。

 

仕事以前に、人生訓として素晴らしい生き方をされています。
仕上がりも、作業工程も、素人ならではの柔軟な考え方と時間の使い方で
素晴らしいものでした。
朝早くからこつこつと仕上げて頂き、おかげで、壊しから三日目には完成していました。

 

これが本来の、家を守る主人の姿かな、と思いました。

 

当社でお手伝いしたのは、
ユニットバスの解体工事、販売施工、給排水工事、電気工事でした。

 

ユニットバスのサイズが今までの1坪サイズから1.25坪サイズへと
大きくなったので、洗面所の床、天井を切り詰めたのもご主人です。
(施工は寸法どおり、完璧でした)
給排水管を移動して、邪魔な布基礎をはつって(壊して)
既存の窓は立派な出窓なのでそのまま残して使います。
二日目に現場に搬入されたユニットバス部材
メーカーの職人さんの組立で一日でこの姿に、
入り口は三枚引き戸にして車椅子でも楽に通り抜けられるように・・
(軽くてスムーズで間口が広い、おまけに光が入って明るい!)
もちろん、段差なし、洗い場も広々で車椅子の旋回も楽々・・
手摺も取り付けて、既存の窓も、この通り、きれいに仕上がりました。
全作業行程は三日間。
お客様とユニットバスメーカーと当社との三位一体の入念な打ち合わせの賜物です。

 

ちなみに、解体にあたり産廃となったのはコンクリートの壊しガラだけです。
解体したユニットバスはどうなったかといいますと・・
壁パネルはガレージの棚板として再利用、
床防水パン、浴槽は近所の畑にて、雨水集めの水槽として、
木材、クロス材、CF材は仕上げに再利用され、
地球にも優しいリフォーム工事となりました。
すべてお客様のアイディアです。